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前回の大殺界で私は何を捨てて、今それについてどう思っているのか

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前回の大殺界で私は何を捨てて、今それについてどう思っているのか

Posted by Miki Ishijima on .

2022年10月の末日。わたしは仕事をしながらいくつかの大きな不安を抱えることになりました。問題はそれぞれ整理し減ったのですが当時の文章はとても必死だったので思い出に残しておこうと思います。

ひとつは自分の肺に影が映り、再検査となったこと。 もうひとつは小学校にあがった我が子が特別支援学級へ通うかの検討が必要になったこと。 そして仕事がとにかく忙しかった。

これを公開するために文章に追記している3ヶ月後の2023年1月。

肺の影は血管であることが分かった。 3ヶ月の間に仕事をたくさん整理した。 今は子どもに向き合う時間を増やしている。

お手伝いとして決めたお風呂掃除を習慣にする手伝い。冬休みの宿題をやりきる手伝い。そして日々の持ち物や宿題に関する問い掛けなどでなど。

もし自分が闘病しなければならないとしたら、何がツラいだろう、子どもはどうするだろう。旦那さんの負担はどれくらいかと何も手につかなかった11月から比べれば今は平和なものである。

あらためてこの文章を書いた時期を振り替えってみると、必死だったんだなと感じる。

仕事が忙しく、気力も限界だったなかでわざわざ時間をとり、文章を書いた。それは、過去はどうだったか、これからはどうしたいか自分を整理することで少しでも心に空きを作り、そこに元気のでるものを入れたかったんだろうと思う。

さまざまな事柄に心を削っていた時期に書いた文章として、10年後にいい思い出になればと思い公開します。

##書きたいこと

  • 大殺界はダメでもともとの精神でいろんなコトやればいい
  • 家族と私が一番で仕事はおまけ
  • ストレスの少ない範囲でパフォーマンス高くかつ「努力」という言葉を意識することなく「やりたくて、やるべきだと思って取り組む」ことを惑わず選ぼう

これまでに何を捨ててきたか

下記にまとめてみたけれど、大殺界だからツラいという感じではなかったなー。

1997-99年 中学2〜高校1

  • 同人活動
    • 親と喧嘩
  • 受験
    • 勉強してるふり面倒だった
    • 家にいるのが嫌だった(高校から半家出少女)

2009-11年 上京〜独立

  • 上京して入社した1社目をやめてフリーランス独立した
    • 1ヶ月で100万越えの売上を初体験
    • チャレンジングなチームからパージされた
  • とにかく沢山の人と関わった
    • 取材を受ける
    • ラジオコンテンツを作る
    • 勉強会を開催する
  • 彼氏との別れと新たな出会い
  • 当時のコミュニティから抜けた
  • 一軒家借りたけどすぐ引っ越してお金を無駄にした
  • バイク買った

捨てたものではなく手放したもの

大殺界では何かを失うイメージが強くて見出しに「何を捨ててきたか」と書いてしまったけれど、体感としては「捨てたくないもの」はそれほど多くはなかった気がする。

ひとつあるとすれば栃木県大田原市で一人暮らししていたとき、なんちゃってフリーランスになったばかりの時の過ごし方は牧歌的で今でも鮮かに私の心に残っている。それが失われてしまっているのは悲しい。

けれど今住んできる昭島市でもその牧歌的な景色は得られるものであり、わたしがそれを感じる時間を確保できていないだけの話。

手放したものを取り戻すのが今やりたいこと

法人化して、事業も地道に成長して自分のやりたい事とシンクロさせていく、その「過程」と「育児」にはさまれているだけな気がする。今の大殺界にあらためて「持つべきゆとりの時間」をしっかり見つけてそこを残したまま家庭と事業を両立することが今のチャレンジかな。

2021-23年 この大殺界での在り様について

2009年は人生のターニングポイントとして良い転換になっていた。ここがなければ永遠に栃木県で何者にもなれない、そしてチャレンジもできていない自分を受け入れて諦めてただろうと思う。

そう考えると今年の大殺界も、その名前に似わず芽吹くためのチャレンジの時期であると捉えればいいかな。ダメで元々という風に考えれば日頃怖がって控えていたものも試しやすい。

ストレスの少ない範囲でパフォーマンス高くかつ「努力」という言葉を意識することなく「やりたくて、やるべきだと思って取り組む」ことを惑わず選ぼう

「努力は美徳」はもちろんそう。

しかしその背景にはこんなニュアンスを感じていて好きになれない

  • やりたくない事、自分の至らない事に対して
  • 自分の意思ではなく社会、所属団体に求められるので
  • やりたくない事に取り組む

「自分が自分を誇りに思うために必要であること」に対して常に心を割いていきたい。そしてそれは「努力」ではないんだと思う。

ここをいかに一致させるかについてはずっと模索している。

  • わたしはどういう風に生きることに幸せを感じるか
  • わたしは未来のどういう自分にワクワクするか
  • 仕事してそれに近づくには何があればいいのか

うん、そうだな。これを見つけるために今頑張ってると思えれば頭の中のもやもやが消えていく。よし。

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Miki Ishijima

http://mikiishijima.com/

仕事では学び方や伝え方をデザインしています。自分が欲しいものを作り続けるのがライフワーク。