Miki Ishijima Blog

女性の気持ちをなだめる手続きについて

Introduction

Featured

diary

女性の気持ちをなだめる手続きについて

Posted by Miki Ishijima on .

ある男性は彼女がイライラしはじめたら、とりあえず甘いものを食べさせると言っていました。怒る理由の大半が、「疲れ」の自分にとっては適切な対処だなと思います。

エンジニアである旦那さんに「俺のために書いてほしい(切迫)」と言われたので、私ひとりでは制御しきれない感情を、一緒にコントロールしてもらうために役立ったことをまとめてみます。

ごめんまでの経路

わたしは、なぜ自分がこんなに怒っているか相手に共感してもらいたいと考えています。

ですので、何を言っても「ごめん」を連発されてしまうと、

  1. 旦那さんが訳も分からず謝罪をしている
  2. 対話ができない → 共感してもらえない
  3. 共感してもらえない自分は可哀そう
  4. だから、もっと怒っていいハズだ

となります。

仕事でも面倒な上司が「『ごめん』じゃないんだよ。理由を聞いてるんだよ。」と言いますね。アレです。

それによって怒りが増幅されると、1,2時間はクールダウンにかかってしまいます。仕事にも、育児にも悪影響がでるので、早めに鎮火すべく旦那さんに以下のようにチャットに書いて欲しいとお願いしました。

言葉は決まっている

冒頭に、旦那さんは感謝の気持ちを書いてくれています。 とても良い案ですが、今回は効果を得られませんでした。

わたしが怒り頂点でチャットにグチ爆撃をしている時は、すでに欲しい言葉がある程度決まっているのです。

女性特有なのか、わたしだけかは不明ですが「言葉にせずとも欲しいものを与えてくれる」事を期待していまうのはもはや刷り込みかもしれません。

自分からリクエストした言葉でも溜飲は下げられる

  1. まめが何をしていて、どう大変だったかを書いて
  2. それなのに、自分は今何しているかの現状を書いて
  3. そいで最後に今回のミスによってまめに生じる負担を想像して書いて
  4. 「ごめん」なんだよー

チャット中で、わたしは具体的にどういう言葉を欲っしているかを書きました。ですので、次に来る言葉は新鮮味はありませんし、旦那さん本人が本当にそう思っているかは不明です。

しかし、その言葉をかけられるだけで、わたしの「共感してもらいたい」という目的は達成されたのです。

最後には、「ありがとう」と言えるまでに感情をコントロール化に置くことができました。

女性にとって、事実は編集するもの

そこまで行けば、ほぼゴールが見えてきます。

あとは、同じフローで言葉を返し、目をみつめて手をにぎってチューするだけです。

ですが、まだ火はくすぶっています。その時に油断して「マジレス」をしてしまうと、火は再度燃え広がりますのでお気をつけてください。

わたしの場合は怒ると、事実は大幅に湾曲され、自分がいかに辛くて悲しくて、それを癒される権利を保有しているかを証明することに全力を注ぐようになります。

ですので、2,3日少し眠れないことを「ここ最近ずっと」と長いスパンのように言いますし、そんなに大変な過失がないミスのリカバリも「すっごく大変だった」と言うようになります。

そこまで行くと、もうひたすらに上記の流れを繰り返して少しずつクールダウンさせるしかなくなってしまいます。

事実の訂正をしたい場合はわたしが一度寝しずまってから、次の日になど機嫌のいい時に、不自然でない会話の流れで訂正されることをオススメします。

「ごめん」は頭とお尻

女性が怒ったとき、どのような原因かが分かりづらいですよね。

謝罪の意思を示そうと「とにかく謝る」という対策をとられている方がもいると思います。

しかし、女性の中には「言うだけ言ったらスッキリする」「謝罪されたらスッキリする」「泣いたらスッキリする」など様々です。

今回のわたしのように「共感」をしてもらう事が解決の糸口になっているケースも存在します。

ですので、連発するのではなく、間に共感しているというアピールをするのを意識していただければ、今後数十年にも及ぶ夫婦生活が少しでも楽しいものになるのではないでしょうか。

現場からは以上です。

user

Miki Ishijima

http://mikiishijima.com/

仕事では学び方や伝え方をデザインしています。自分が欲しいものを作り続けるのがライフワーク。